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AEROSMITHの盗作黙認はただの妄想

〜Mステ共演「覚えてない」、対バン指名「お話が楽しかったから」とタイラーさん〜
※言い換えるとこんな感じ

 
 目次
 □ 「AEROSMITHの盗作黙認はただの妄想」(このページ)
   〜Mステ共演「覚えてない」、対バン指名「お話が楽しかったから」とタイラーさん〜
    どうやってエアロファンを黙らせる?
     ⇒変なミュージックステーション共演
     ⇒MステのB’z「覚えてない。」とタイラー
     ⇒エアロがB’zを対バン指名・「お話が楽しかった」から。
     ⇒間違いだらけのスポーツ新聞の記事
     ⇒記事の間違いを詳しく
     ⇒結論

 
 □ エアロスミス「What it takes」発表からの経緯をたどる。(別窓)
 
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 エアロスミスとB’zの曲比較はこちらでご確認ください。

 


どうやってエアロファンを黙らせる?
 AEROSMITH(この後エアロスミス、またはエアロ)には日本でもファンが多い。その多くの洋楽曲の中からエアロスミスの曲をパクれば一番苦情を言うのはたぶんエアロスミスのファン

 ということで、たとえばもし、ベストアルバムなんかを出すとしたら、このファンを黙らせる必要がある。

 どうやって黙らせるかというと、エアロスミス側が盗作に関して黙認しているってことにすればいい

 そこで、それをでっちあげるにはどうするか。

 だいたいこういう時、本人たちが知ってるかどうかを内偵する。そして内偵して知らないとわかれば、「共演していかにもエアロが気にしてないように見えればいい」だけのこと

 

変なミュージックステーション共演

 その最初の共演は、1997年2月21日(金)エアロスミス、テレビ朝日「ミュージックステーション」

 でもこれ変な組み合わせなんだよね、どういう風に変かというと、

エアロスミス
このMステと、その後のニュースステーションに出るためだけに来日

B’z
3月5日発売のシングル「FIRE BALL」のための出演。
 B’zの方が新曲発売のためとはいえ、通常より三週間早い出演。通常ラジオ解禁されたばかりなので、あんまりこういう出演の仕方はしない。だから、どう考えてもわざわざスケジュール調整してやってきたエアロスミスに合わせてって感じ?
 テレ朝がここまでしてやるには理由があって、B’zのCD売り上げの一部がテレビ朝日に入る仕組みになってたから。これはわかりやすいよね。ベスト盤を出してそれが馬鹿売れすれば自分たちの利益にもなるんだから。

 で、テレビ見てる人は「エアロはパクリを知ってるのに共演したのか!」と思ってそうなんだけど、タイラーのコメントを見たら、どうも違うらしい。

 

MステのB’z「覚えてない。」とタイラー

 なぜならエアロはこのMステ出演時のB’zとのことは全く記憶に残っていないらしい。盗作した奴と一緒に共演するんだとか、既にB’zという存在を知っていたら、スティーブン・タイラーは下のような間違いをしなかっただろう。

 これは、スティーブン・タイラーが、B’z15周年によせたコメント

ワールドツアーでオレたちが日本に来た時、B’zのふたりが俺たちのバックステージに来てくれたのが、彼らと会った最初だ。いろんな話をしてるうちに意気投合したんだよね。そのときに「今度一緒にやろうぜ!」ってことを話してたら、ワールドカップの公演でエアロスミスとB’zの共演が実現したんだよ。  (別冊カドカワ総力特集「B’z・15年目の真実」)

 ちなみに、このワールドツアーとは、2002年1-2月(FIFAのライブはその年の6月) エアロスミス「Just Push Play World Tour 2002」のこと。例のミュージックステーション共演から、約5年後のこと。

 ということで、スティーブン・タイラーは、B’zとあった最初の時を5年も間違えている。5年なんて時間、しかも数少ない日本でのテレビ出演の時のと、わずか四か月前のとを、まさか思い違いしてるとは思えない。

 というか、たぶんミュージックステーションの時に前もって何の感情も持ってなかったから、その時に話はしたけど、それが誰だったかなんてことは記憶していなかったのだろう。それでなくてもファンサービスに余念のない彼らだから、ファンだといわれると、次の番組まで時間もあるし、暇つぶしがてら楽屋にいる現地ミュージシャンのファンにサービスに行ったのだろう。(タイラーが楽屋に遊びに行ったエピソードはこの辺。

 でもそれが誰かなんて覚えていない。

 演奏さえも記憶にない。

 とりあえずタイラーはいう。「最初」にあったのは2002年の「ワールドツアー」の楽屋で、と。
 

 結論として、彼らはB’zなんてミュージシャンのことは、ミュージックステーションに出るときは知らなかったし、はからずも共演した。もちろん盗作なんてことは全く知らない。少なくともミュージックステーション共演時は、盗作を認めたわけではない。(それ以前に認めようがない。)

 

エアロがB’zを対バン指名・「お話が楽しかった」から。

 さて、上のタイラーのコメントを読んでいると、エアロスミスがなぜB’zをFIFAのコンサートで対バン指名したのかがわかる。

 理由・話をして意気投合したから。

 世間で言われているように、演奏をきいて認めたわけではない(それ以前に演奏を生できいたことを覚えていない)。だから演奏自体はどうでもいい。

 さて、ではその「意気投合」した話ってどんなだったのだろう。このページによると

 B’z自身がラジオ番組中で語った内容によると、このエアロとB’zのジョイントにあたっては、コンサート前日の打ち合わせ時に「Train Kept A Rollin'やるぞ」と、STEVENから伝えられて驚き、さらには、JOEからは「(オレたちはいつもやっている曲だから)音合わせは当日でいいよな」と言われて、(B’zの二人は)かなり焦ったらしい(結局、前日にも簡単な音合わせを行なった)。

 B'zとしては、一部エアロよりかなり下手くそと言われているそのジョイント(この辺を参照)、「練習不足」と言い訳をしたかったのかもしれない。

 しかしこの記事によると、つまりエアロ側は、B’zはエアロスミスの曲を、どんな曲であろうともすぐに演奏できると思っているらしいということ。

 たぶんエアロはワールドツアーの楽屋で、B’zをこう認知して、意気投合したってことじゃないだろうか。

「エアロの曲に精通してどんな曲もすぐひけるぐらいの熱烈なファン」

 何度も書くけど、タイラーは、彼らの演奏能力に関しては何も言ってない。それどころか、Mステで目の前できいたこと、あったことさえ忘れている

 でもタイラーが彼らを熱烈なファンと思ったとしたら、それはワールドツアーの時に楽屋に遊びにきた時なんだろう。さらに、過去のB’zの売上データを参照して、自分たちのお客さんを満足させられそうな、自分たちに影響されてそうな奴らを対バン指名した。

 間違えても、演奏能力を認めたわけでも、パクリを黙認したとも言ってない。

 彼らの中で、B’zとは、コピーバンドクラスの熱烈なファン、でしかないのかもしれない。

 

間違いだらけのスポーツ新聞の記事

 下は当時共演が決まったときの、スポーツ紙の記事。こういう記事はどこも横並びになるもので、一つの配信元が取材してそれを新聞社各社が買うか、事務所などが一様に記事を作成して配るかだかららしい。それで、似たような内容になる。

 この場合は常識的に考えて、ネタ元はB'zの事務所。

 ということで、以下。(赤字は事実と明らかに異なる部分。)

B’z、エアロスミスの全米ツアーに同行 指名受ける

 ロックデュオのB’zが、米のロックバンド、エアロスミスからの指名で対バン(バンド対決)を張ることが21日、わかった。W杯サッカーの公式コンサートとして、6月27日に東京・調布市の東京スタジアムで行われるライブで全世界に中継される。B’zはさらに、エアロの全米ツアーに帯同する話も進行しており、6・27は全米進出への名刺代わりのパフォーマンスとなりそうだ。

 シングルで28曲連続初登場1位という日本記録を持つB’zが、文字通り音楽界の日本代表に選ばれた。対戦相手は全米代表、エアロスミスだ。

 FIFA(国際サッカー連盟)から発表されたもので、詳しい関係者によれば、「FIFAの要請で先に出演が決まっていたエアロが、B’zを指名した」という。両グループは、4年前にテレビ朝日系「ミュージックステーション」に出演。エアロのボーカル、スティーブン・タイラーがB’zの演奏を聴いて感銘を受け、「日本でも、こういうロックができるのか。アルバムを500万枚も売って、東京ドームを満杯にした理由がよくわかった」と楽屋を訪れた。

 その時の印象がよほど強かったのか、エアロが「日本のアーティストと一緒にやるなら、B’zと」とFIFAに嘆願した。B’zが、日韓共催W杯サッカー公式アルバム(5月29日発売)に参加した縁もあって、トントン拍子で決まった。

 “対バン”公演は、東京スタジアムでFIFA主催で行う「インターナショナルデー」と銘打たれた6月27日の公演。全世界に中継されるだけに、B’zにとっては記念すべき世界デビューとなるライブだ。

 先行はB’z、後攻はエアロで、それぞれ1時間20分行った後、ラスト1曲をジョイントする。ロックのスタンダードナンバーになる予定だが、「ギターの松本孝弘がジミー・ペイジを敬愛しているだけに、レッド・ツェッペリンの曲が有力」(関係者)という。

 また、B’zはエアロから「オープニング・アクト(前座)として全米ツアーを一緒にまわらないか」というオファーを受けており、水面下で話が進んでいる。6・27のステージは欧米の興行関係者も注目しており、B’zがその実力をアピールすれば、近い将来、単独での全米進出も実現しそうだ。

 「インターナショナルデー」のチケットは27日から5月3日まで、まず、i−mode先行予約が行われる(〔i Menu〕→〔メニューリスト〕→〔ショッピング〕→〔チケット〕→〔iもーどちけっとぴあ〕)。その後は、5月11日午前10時から24時間対応のチケット総合センター=電話0570−00−0533。ほかにチケットぴあ=初日のみ電話0570−00−0091、翌日以降電話03−5237−9999。

★B’z、7月8日から全国ツアースタート

 B’zは、6月5日に10カ月ぶりの新曲「熱き鼓動の果て」を発売し、7月8日から全国ツアーをスタートさせる。収容人員が5万人クラスのスタジアムを中心に行い、11カ所14公演で70万人を動員する。札幌ドームや静岡スタジアムエコパ、横浜国際総合競技場など、サッカーW杯の余韻が残る会場も“転戦”する。(サンケイスポーツ) [4月22日12時11分

 

記事の間違いを詳しく

両グループは、4年前にテレビ朝日系「ミュージックステーション」に出演。エアロのボーカル、スティーブン・タイラーがB’zの演奏を聴いて感銘を受け
タイラー記憶せず。

アルバムを500万枚も売って、東京ドームを満杯にした
500万枚売れたアルバムは、『B’z the best Pleasure』のことだろうが、Mステ共演時には発売されていない。

その時の印象がよほど強かったのか、
タイラーは覚えてない。さらに、共演の理由は楽屋にB'zが遊びに来て「意気投合した」(たぶんファンとして)から。

・・・全米ツアー同行のネタもかなりあやしい。

 

結論

○エアロスミスはB’zの盗作を黙認していない。(もしかしたらその事実も知らない)

○B'zの演奏に何の感銘も受けてない。(はっきりいって記憶になかった)

 

 案外将来、タイラーの口から、「ショックだよ、タック! 俺たちの曲を断りもなく勝手に使ってたんだって?」なんて言葉がきける日がくるかもしれない。

(文責・糺 2010.2.23)
 
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